基本的な考え方

「誰もが安全に利用でき、教育活動において効果的に効率的に活用できるICT環境の整備」をめざす。具体的には、現在、高等教育機関に求められている以下のことを、ICTを活用することで実現する。

教育の役割への対応
「何を知っている」から「何ができる」へ

新しい学習?教育方法への対応
アナログからデジタルへ（場所、時間、人数を問わない学修環境へ）
受け身から主体的学びへ（授業を聞くことから自ら調べ学ぶ環境へ）

学生の多様化に対応
入口（学習者の現状）から出口（目標）まで進度の多様化

方針

推進体制の整備

本学の教育理念および教育指針を踏まえたうえで、ICTの効果的?効率的活用を実現するための計画策定、実施、管理を統括する体制を整備する。情報インフラを整備する情報センター系組織、教員に対する授業でのICTの効果的な活用方法を支援する教育開発支援系組織、学生に対するICTを活用した学習を支援する学習支援系組織が、相互に連携することをめざすことで推進体制を整備する。

環境の整備

ICTを活用することで、教育?学習を効率化しつつ、高い効果をあげるための下支えとなるように、以下の環境整備を行う。

• 学習データの収集と管理???共通基準のデータを活用可能な形で継続的に収集する
• 学習データの柔軟な活用???収集されたデータの活用（分析等）が可能な環境の整備
• ネットワーク環境の整備???安全?安定性かつ高速な利便性の高いネットワーク環境を構築する
• 学習支援システムの活用???学生の学習効果および利便性向上を目的として、LMS、学修ポートフォリオシステム等の学修支援システムを最大限に活用する

支援体制の整備

学生および教職員が教育活動において、公正?公平にICTを利活用できるための支援体制の整備と維持および定期的な見直しを行う。原則として、学生および教職員からの相談については実現することを前提とし、以下の支援を行う。

• 学生および教職員のICTを活用した教育活動を支援する
• 学生および教職員のICTを活用した新しい取り組みを支援する

安全への対応

「帝京大学情報セキュリティの基本的な考え方」および「情報セキュリティ基本方針」に基づき対応する。